こんにちは!
本日は株価と業績の関係性についての記事になります!
10年間分の株価チャートと業績を見比べて、株価と業績に関係があるのか検証していきます。
株価と業績(売上高・EPS)の関係性確認
売上高とEPSを見れば企業の業績はある程度図れると考えたため、この二つの数値をピックアップしています。
あまりデータを出しすぎるとごちゃごちゃするという理由もあります。
今回はアップル・スターバックス・デルタ航空・ズーム・ウェアハウスの5つの企業で関係性を確認していきます。
業績がいい企業は株価が伸びると言われていますが、ほんとにそうなのか株価チャートと業績を見ていきましょう!
Apple(AAPL)
Apple(AAPL)は売上高・EPS共に10年前から右肩上がりですね。
売上高・EPSは10年で3倍に成長しています。
株価も2011年:7$ → 2021年:136$
と約20倍にも成長を遂げています。
Appleは株価と業績の相関が見えますね。
スターバックス(STBX)
みんな大好きスターバックス・コーヒー(STBX)です。
新作が出るとつい飲みに行ってしまいます。
こちらも基本的に業績は右肩あがりですね。
株価も業績に伴い上昇して行っています。
コロナで一時落ち込んだものの既に復活し、高値も更新していっていますね。
株価も 2011年:20$ → 2021年:106$
スターバックスも株価と業績の相関が見えますね。
デルタ航空(DAL)
コロナで大打撃を受けたデルタ航空です。
米国の航空大手ですね。
前の2社と同じく業績は右肩上がりで伸びており、株価もそれに応じて伸びてますね。
2013年に株価を大きく上げた時に、EPSも急上昇しています。
EPSの動きが株価に連動している気がしますね。
株価はコロナからまだ回復しきってはいないですが、徐々にコロナ前の株価に戻りつつあるといった状態です。
株価は 2011年:12$ → 2021年:42$
2019年までは株価と業績が共に伸びているので相関ありです。
Zoom(ZM)
2020年株価を暴騰させたZoomです。
オンラインミーティングといえば、Zoomという時代になりましたね。
コロナにより人々の生活が変わりニーズが非常に高まりました。
ビジネスモデルが今の世の中に合っており、株価・業績がうなぎ上りの勢いです。
株価は 2020年1月:80$ → 2021年2月:430$
1年足らずで、5倍以上の成長を遂げています。
株価は一度落ち着いたものの、公募発表や最近ダウントレンドかは上昇トレンドになるなどまだまだ勢いがあると思います!
業績と株価がほぼ同じ形していますね。
前の3社と同じく相関ありです。
シェフズ・ウェアハウス(CHEF)
シェフズ・ウェアハウスです。
知らない方もいるかと思いますので、簡単に会社情報を説明します。
- 企業名:シェフズ・ウェアハウス
- 業種:食品小売、流通
- 従業員数:2,446人
株価と業績が伸びて行っている企業だけではなく、様々なデータを集めたいと思ったので、ピックアップしています。
売上は右肩あがりなのですが、EPSは−0.6$〜0.9$の間を推移しています。
ここが今まで紹介してきた企業とは異なるポイントです。
2012年から2015年は売上高が上がっているものの、EPSが横ばいであることから株価も同様の動きをしています。
2016年にはEPSが下がり、株価も谷のように下落しています。
デルタ航空であったように株価とEPSの相関が見えますね。
2016年から2019年にかけては売上高・EPS共に成長していることが、株価が伸びる要因になったのではないかと考えられます。
業績データの出典:morningstar
まとめ
今回は会社の株価と業績に関係性があるのかを検証してみました。
まだ関係性の検証1回目なので、情報としては少ないですが関係性が少し見えてきましたね。
なかなか面白い結果になって楽しかったです。
結果として、売上高よりもEPSと株価に相関が見えました。
これからも様々な企業で相関を見ていこうと思います。
売上高・EPSだけでなく、他の指標でも株価との関係性を見ていきたいですね!
少しでも参考になりましたらうれしいです!
それでは。
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