ニチアス(5393)

ニチアス(5393)投資分析

DIVIDEND INVESTMENT REPORT · 2026.09.12

ニチアス 5393

断熱材・シール材・ふっ素樹脂製品をプラント、半導体、自動車へ供給。高機能製品の回復、DOE5%以上、長期増配は魅力だが、株価上昇で利回りは2%を割る水準に近い。

株価 3,292円利回り 1.97%配当 65円増配率 +18.9%PER 17.69倍暫定 83点
企業内容は高評価。ただしCSV目標3.75%の1,733円以下まで新規購入は待機企業内容の評価と、現在価格での買いやすさを分けて判断。

基準日:2026年9月11日終値/利回りは税引前/独自評価は信用格付けではありません。

投資判断の要点

何で稼ぐ企業か

断熱材・シール材・ふっ素樹脂製品をプラント、半導体、自動車へ供給。高機能製品の回復、DOE5%以上、長期増配は魅力だが、株価上昇で利回りは2%を割る水準に近い。

配当投資上の魅力:DOE5%以上を目安とし、中期計画期間は累進配当を基本とする。前期54.67円から今期65円へ18.9%増配予想。DOEは株主資本への配当割合であり、購入価格に対する利回り5%を意味しない。
現在価格の弱点:企業内容は高評価。ただしCSV目標3.75%の1,733円以下まで新規購入は待機
最大の注意点:上方修正後の半導体需要回復が持続するか、設備投資・原材料・為替を含めて確認が必要。
83/100点

配当重視の暫定総合評価

2+30+20+19+12=83点。点数が高くても現在値での買いを意味しません。

主要投資指標

株価
3,292円(9月11日終値)
基準・定義は下表
年間配当
65円/中間35円・期末30円(会社予想)
基準・定義は下表
最新増配率
+18.9%(前期54.67円→今期予想65.00円)
基準・定義は下表
税引前利回り
1.97%
基準・定義は下表
予想PER/PBR
17.69倍/2.55倍
基準・定義は下表
予想EPS
186.13円
基準・定義は下表
予想配当性向
34.9%
基準・定義は下表
自己資本・財務指標
76.7%(2026年6月30日)
基準・定義は下表
項目数値・定義
株価3,292円(9月11日終値)
年間配当65円/中間35円・期末30円(会社予想)
最新増配率+18.9%(前期54.67円→今期予想65.00円)
税引前利回り1.97%
予想PER/PBR17.69倍/2.55倍
予想EPS186.13円
予想配当性向34.9%
自己資本・財務指標76.7%(2026年6月30日)
増配/非減配会社説明17年連続増配・2027年3月期も増配予想/17年以上(会社説明。CSV管理値7期とは基準差)
最低投資額329,200円
優待株主優待の実施は今回一次資料で確認できず未確認。確認不能な優待価値は総合利回りへ加算しない。

配当推移 — 履歴・増減・方針

増配実績

会社説明17年連続増配・2027年3月期も増配予想

年間配当

65円(中間35円・期末30円(会社予想))

最新増配率

+18.9%

前期54.67円→今期会社予想65.00円

配当性向

34.9%

DOE5%以上を目安とし、中期計画期間は累進配当を基本とする。前期54.67円から今期65円へ18.9%増配予想。DOEは株主資本への配当割合であり、購入価格に対する利回り5%を意味しない。

自社株買い

自己株取得の最新枠・取得実績・消却の有無は今回一次資料で再確認できず、需給効果へ織り込まない。

連続性:会社説明17年連続増配・2027年3月期も増配予想/17年以上(会社説明。CSV管理値7期とは基準差)。CSV管理値と検証済み実績は混同しません。増配率は配当利回りとは別の指標です。

775838190202018/322.672019/325.332020/3262021/328.672022/330.672023/332.672024/3362025/354.672026/3652027/3予青緑=実績/金=会社予想・予想年
決算期年間1株配当中間・期末内訳前年差増配率配当性向区分変更要因
2018/320.00円未確認——26.9%—比較起点
2019/322.67円未確認2.67円+13.4%28.5%増配増配
2020/325.33円未確認2.66円+11.7%34.4%増配増配
2021/326.00円未確認0.67円+2.6%48.3%増配減益下でも増配
2022/328.67円未確認2.67円+10.3%25.9%増配利益回復
2023/330.67円未確認2.00円+7.0%28.5%増配増配
2024/332.67円未確認2.00円+6.5%24.1%増配増配
2025/336.00円未確認3.33円+10.2%22.0%増配増配
2026/354.67円未確認18.67円+51.9%33.0%増配DOE5%以上・累進配当へ
2027/3予65.00円中間35円・期末30円(会社予想)10.33円+18.9%34.9%増配中間35円・期末30円、会社予想ベース

増配率=(当期年間配当-前期年間配当)÷前期年間配当×100。予想年度は会社予想ベース。過年度は既存HTMLの重要系列を保持し、分割・一時配当・内訳の未検証部分は未確認です。

過去との利回り比較

比較対象利回り扱い
現在(予想配当ベース)1.97%2026年9月11日終値
旧HTMLの直近3期平均2.21%各期内訳の今回再照合は未完了
参考差-0.24ポイント未確認平均との差。買い判定に不使用
CSV目標3.8%購入基準に最優先
現在:65円 ÷ 3,292円 ×100=1.97%
CSV目標価格:65円 ÷ 0.0375=1,733.333円 → 厳密な整数上限 1,733円

旧平均は直近3期末利回りの単純平均として記載されていましたが、各期の配当・期末株価を今回すべて再照合できていません。日次利回りの3年間平均とは呼ばず、今回の買い判断はCSV目標と最新予想だけで行います。

最新決算・通期予想と10年業績

2027年3月期第1四半期/8月4日上方修正後

項目実績前年比通期会社予想前年比
売上高・収益719.54億円+16.0%2,880.00億円+14.3%
営業利益111.36億円+20.7%490.00億円+32.4%
経常・税前利益未確認未確認未確認未確認
親会社株主利益82.31億円+25.3%350.00億円会社計画

第1四半期は売上719.54億円、営業利益111.36億円、親会社株主利益82.31億円。高機能製品を中心に需要が回復し、本業と最終利益がともに増加。通期は売上2880億円、営業利益490億円、純利益350億円へ上方修正し、配当65円は据え置いた。

3,3982,5491,69985001,974.952018/32,154.952019/32,088.762020/31,963.722021/32,162.362022/32,381.162023/32,493.912024/32,565.122025/32,519.102026/32,8802027/3予青緑=実績/金=会社予想・予想年
年度主要業績前年比補助利益EPS主要要因
2018/31,974.95—213.5774.23比較起点。個別要因は未確認
2019/32,154.95+9.1%226.2979.57増収増益
2020/32,088.76-3.1%204.2773.73需要減で減収減益
2021/31,963.72-6.0%196.1653.83感染症影響
2022/32,162.36+10.1%262.64110.73需要回復
2023/32,381.16+10.1%299.54107.53増収・営業増益
2024/32,493.91+4.7%352.08135.53高機能製品と採算改善
2025/32,565.12+2.9%397.32163.79プラント・半導体、円安
2026/32,519.10-1.8%370.14165.59減収減益
2027/3予2,880.00+14.3%490.00186.13半導体回復を踏まえた上方修正

業種により主要業績は売上高、収益または親会社株主利益。過年度要因の一部は既存分析の要約で、全年度の一次再検証は未完了です。

成長事業・中期計画・資本政策

高機能製品

収益へのつながり:AI・半導体向け製品の需要回復が数量と利益率を押し上げる

課題:半導体投資サイクルと顧客在庫

プラント向け

収益へのつながり:保温・断熱・シール材の保守更新需要を継続収益化

課題:大型案件の時期と資材・人件費

自動車部品

収益へのつながり:海外拠点と円安が売上を支える

課題:自動車生産、為替、地域採算

財務と株主優待

財務の読み方

自己資本比率76.7%で財務余力は厚い。成長投資と還元を両立できる一方、現預金・有利子負債・営業CFの全内訳は今回再確認できていない。

株主優待

株主優待の実施は今回一次資料で確認できず未確認。確認不能な優待価値は総合利回りへ加算しない。

優待価値は条件・継続保有・制度変更リスクがあるため、確認できない金額を総合利回りへ加算しません。

重点リスク・継続確認ポイント

半導体循環

AI向け回復が一般半導体へ広がらない場合、上方修正の伸びが鈍る。

原材料・為替

資材高や円高が海外利益・採算を押し下げる。

価格評価

長期増配と上方修正を株価が織り込み、目標利回りから大きく離れている。

継続確認:次回決算の利益進捗、配当予想、自己株取得の実績額、重要課題の収束を確認。取得枠を実施済み額とみなしません。

100点評価 — 配当重視の独自基準

配当利回り
2/10
増配・非減配
30/30
財務健全性
20/20
業績・成長性
19/20
バリュエーション
12/20
項目配点得点根拠
配当利回り102現利回り1.97%・CSV目標3.75%
増配・非減配3030会社説明17年連続増配・2027年3月期も増配予想、17年以上(会社説明。CSV管理値7期とは基準差)
財務健全性2020自己資本比率76.7%で財務余力は厚い。成長投資と還元を両立できる一方、現預金・有利子負債・営業CFの全内訳は今回再確認できていない。
業績・成長性2019第1四半期は売上719.54億円、営業利益111.36億円、親会社株主利益82.31億円。高機能製品を中心に需要が回復し、本業と最終利益がともに増加。通期は売上2880億円、営業利益490億円、純利益350億円へ上方修正し、配当65円は据え置いた。
バリュエーション2012PER17.69倍・PBR2.55倍

合計 83/100点。信用格付け、将来リターン予測、売買推奨ではありません。

具体的な買い水準と分割購入

現在値

3,292円

利回り1.97%/PER17.69倍

現在の判断

CSV目標 3.75%

1,733円

利回り3.75%/PER9.31倍

目標到達上限。下落理由を再確認

PER15倍

2,791円

利回り2.33%/PER14.99倍

利益基準の比較線

区分株価利回りPER判断
現在値3,292円1.97%17.69倍現在の判断
CSV目標 3.75%1,733円3.75%9.31倍目標到達上限。下落理由を再確認
PER15倍2,791円2.33%14.99倍利益基準の比較線
両条件1,733円3.75%9.31倍利回り・PER双方を満たす上限
追加候補1,529円4.25%8.21倍さらに0.5ポイント高い利回り
利回り上限は切り捨て、PER上限も整数円へ切り捨て。株価予想ではなく、配当65円・EPS186.13円が維持される前提の購入基準です。

最初の検討

1,733円以下で下落理由と最新決算を再確認。

通常の追加

1,529円以下でも配当維持を確認。

大幅下落時

価格だけで積極買いにせず、減配・減損・信用コスト等を再点検。

最終判断

企業内容は高評価。ただしCSV目標3.75%の1,733円以下まで新規購入は待機

断熱材・シール材・ふっ素樹脂製品をプラント、半導体、自動車へ供給。高機能製品の回復、DOE5%以上、長期増配は魅力だが、株価上昇で利回りは2%を割る水準に近い。

上方修正後の半導体需要回復が持続するか、設備投資・原材料・為替を含めて確認が必要。

具体的な買い方

現在値とCSV目標価格の距離を見て、決算確認後に段階的に判断。点数や過去の高利回りだけで追いかけません。

ランキングでの位置づけ

企業品質・増配力・現在価格の弱点を定性的に整理。未照合の順位は付けず、ランキングファイルは更新していません。

出典・前提・更新履歴

  1. 株価・市場指標 — 2026-09-11
  2. 第1四半期決算短信 — 2026-08-04
  3. 公式IR — 2026-09-12確認

主要市場値は2026年9月11日終値、会社資料確認日は2026年9月12日。全過年度の系列・利回り内訳・分割/特別配当の一次再検証は未完了です。

更新日内容
2026-09-122026年9月9日送付のライト工業分析HTMLを正本として全面再構成。直近営業日終値・指標・買い水準・評価を更新し、前年差・増配率と中間/期末内訳列を追加。
前版重要な10年業績・10年配当系列を継承。確認不能値は未確認化。
公開情報に基づく独自の暫定分析です。将来の業績・配当・投資成果を保証せず、特定銘柄の売買を勧誘するものではありません。
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この記事を書いた人

26歳のメーカー勤務のサラリーマンです。
サイドFIREを目指して6000万の資産形成を目標にしています。
お金・投資の勉強をしており、資産を増やすための知識を蓄えながら、コツコツと
頑張っています!

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