ダイセル(4202)

ダイセル(4202)投資分析

DIVIDEND INVESTMENT REPORT · 2026.09.10

ダイセル 4202

機能材料・エンジニアリングプラスチックと安全部品を展開。DOE・総還元方針と利回り5%は魅力だが、減損後の利益回復を見極めたい。

株価 1,399円利回り 5.01%配当 70円増配率 +16.7%PER 11.16倍暫定 75点
目標利回りを大きく達成。現値は少額・分散、1,350円以下で追加企業内容の評価と、現在価格での買いやすさを分けて判断。

基準日:2026年9月10日終値/利回りは税引前/独自評価は信用格付けではありません。

投資判断の要点

何で稼ぐ企業か

機能材料・エンジニアリングプラスチックと安全部品を展開。DOE・総還元方針と利回り5%は魅力だが、減損後の利益回復を見極めたい。

配当投資上の魅力:2026年度からDOE5%以上・総還元性向60%以上を掲げ、2027年3月期は60円から70円へ16.7%増配予想。DOEは株主資本に対する配当で購入利回り5%ではなく、累進配当も業績・方針変更時の絶対保証ではない。
現在価格の弱点:目標利回りを大きく達成。現値は少額・分散、1,350円以下で追加
最大の注意点:2026年3月期は減損でEPSが大幅低下。今期回復予想の実現度、事業再編、市況製品の採算が最大の確認点。
75/100点

配当重視の暫定総合評価

10+19+14+15+17=75点。点数が高くても現在値での買いを意味しません。

主要投資指標

株価
1,399円(9月10日終値)
基準・定義は下表
年間配当
70円/中間35円・期末35円(会社予想)
基準・定義は下表
最新増配率
+16.7%(前期60.00円→今期予想70.00円)
基準・定義は下表
税引前利回り
5.01%
基準・定義は下表
予想PER/PBR
11.16倍/0.97倍
基準・定義は下表
予想EPS
125.30円
基準・定義は下表
予想配当性向
55.9%
基準・定義は下表
自己資本・財務指標
42.5%(2026年6月30日)
基準・定義は下表
項目数値・定義
株価1,399円(9月10日終値)
年間配当70円/中間35円・期末35円(会社予想)
最新増配率+16.7%(前期60.00円→今期予想70.00円)
税引前利回り5.01%
予想PER/PBR11.16倍/0.97倍
予想EPS125.30円
予想配当性向55.9%
自己資本・財務指標42.5%(2026年6月30日)
増配/非減配0期実績・1期予想/5期実績・6期予想(CSV管理値)
最低投資額139,850円
優待株主優待の最新制度は一次資料で確認できず未確認。優待価値は総合利回りへ加算しない。

配当推移 — 履歴・増減・方針

増配実績

0期実績・1期予想

年間配当

70円(中間35円・期末35円(会社予想))

最新増配率

+16.7%

前期60.00円→今期会社予想70.00円

配当性向

55.9%

2026年度からDOE5%以上・総還元性向60%以上を掲げ、2027年3月期は60円から70円へ16.7%増配予想。DOEは株主資本に対する配当で購入利回り5%ではなく、累進配当も業績・方針変更時の絶対保証ではない。

自社株買い

総還元方針には自己株取得を含むが、最新の取得枠・実績・消却の有無は今回一次資料で再確認できず、枠全額を需給効果として扱わない。

連続性:0期実績・1期予想/5期実績・6期予想(CSV管理値)。CSV管理値と検証済み実績は混同しません。増配率は配当利回りとは別の指標です。

836241210322018/3322019/3342020/3322021/3342022/3382023/3502024/3602025/3602026/3702027/3予青緑=実績/金=会社予想・予想年
決算期年間1株配当中間・期末内訳前年差増配率配当性向区分変更要因
2018/332.00円未確認29.7%通常配当(内訳未確認)
2019/332.00円未確認0.00円+0.0%30.4%据え置き据え置き
2020/334.00円未確認2.00円+6.3%219.5%増配記念配当2円を含む
2021/332.00円未確認-2.00円-5.9%49.1%減配記念配当剥落
2022/334.00円未確認2.00円+6.3%32.6%増配利益回復
2023/338.00円未確認4.00円+11.8%27.4%増配還元強化
2024/350.00円未確認12.00円+31.6%25.3%増配増益を反映
2025/360.00円未確認10.00円+20.0%33.1%増配DOEを意識
2026/360.00円未確認0.00円+0.0%154.8%据え置き減損下でも維持
2027/3予70.00円中間35円・期末35円(会社予想)10.00円+16.7%55.9%増配中間35円・期末35円、会社予想ベース

増配率=(当期年間配当-前期年間配当)÷前期年間配当×100。予想年度は会社予想ベース。過年度は既存HTMLの重要系列を保持し、分割・一時配当・内訳の未検証部分は未確認です。

過去との利回り比較

比較対象利回り扱い
現在(予想配当ベース)5.01%2026年9月10日終値
旧HTMLの直近3期平均4.22%各期内訳の今回再照合は未完了
参考差0.79ポイント未確認平均との差。買い判定に不使用
CSV目標4.1%購入基準に最優先
現在:70円 ÷ 1,399円 ×100=5.01%
CSV目標価格:70円 ÷ 0.040999999999999995=1,707.317円 → 厳密な整数上限 1,707円

旧平均は直近3期末利回りの単純平均として記載されていましたが、各期の配当・期末株価を今回すべて再照合できていません。日次利回りの3年間平均とは呼ばず、今回の買い判断はCSV目標と最新予想だけで行います。

最新決算・通期予想と10年業績

2027年3月期第1四半期

項目実績前年比通期会社予想前年比
売上高・収益未確認億円+9.4%5,950.00億円+2.7%
営業利益未確認億円+7.7%425.00億円+1.0%
経常・税前利益未確認億円+18.1%未確認億円未確認
親会社株主利益未確認億円未確認未確認億円未確認

ハイパフォーマンスポリマーズなどが伸び、売上高9.4%増、営業利益7.7%増、経常利益18.1%増。通期売上5950億円、営業利益425億円、EPS125.30円、配当70円は据え置いた。

7,0215,2663,5111,75504,629.602018/34,648.602019/34,128.302020/33,935.702021/34,679.402022/35,380.302023/35,580.602024/35,865.302025/35,796.302026/35,9502027/3予青緑=実績/金=会社予想・予想年
年度主要業績前年比補助利益EPS主要要因
2018/34,629.60589.30107.81需要増も原料高・固定費
2019/34,648.60+0.4%511.70105.38自動車・市況とコスト増
2020/34,128.30-11.2%296.4015.49需要低迷と特別損失
2021/33,935.70-4.7%317.2065.18下期需要と採算回復
2022/34,679.40+18.9%507.00104.14ポリプラスチックス通期寄与
2023/35,380.30+15.0%475.10138.87原燃料・物流費
2024/35,580.60+3.7%623.90197.56価格是正・製品構成改善
2025/35,865.30+5.1%610.10181.44販売増も市況と費用
2026/35,796.30-1.2%420.7038.74トウ低迷・COC関連減損
2027/3予5,950.00+2.7%425.00125.301Q増収増益、会社予想

業種により主要業績は売上高、収益または親会社株主利益。過年度要因の一部は既存分析の要約で、全年度の一次再検証は未完了です。

成長事業・中期計画・資本政策

高機能材料

収益へのつながり:高機能ポリマー・電子材料の製品構成改善が利益回復へつながる

課題:市況、原料、顧客在庫調整

モビリティ・安全

収益へのつながり:インフレータ等の需要と合理化を収益化

課題:自動車生産、品質、安全対応コスト

Accelerate 2030

収益へのつながり:事業再編・省資産化と成長投資で資本効率を高める

課題:撤退・減損・投資回収の実行リスク

財務と株主優待

財務の読み方

自己資本比率42.5%。M&A・設備・事業再編を伴うため、営業CF、ネット有利子負債、減損、還元総額のバランスを重視する。

株主優待

株主優待の最新制度は一次資料で確認できず未確認。優待価値は総合利回りへ加算しない。

優待価値は条件・継続保有・制度変更リスクがあるため、確認できない金額を総合利回りへ加算しません。

重点リスク・継続確認ポイント

減損・再編

低採算事業の減損・撤退費用が最終利益とEPSを振らせる。

市況・原料

化学市況、原燃料、顧客在庫調整でスプレッドが悪化する。

増配の持続性

70円は回復予想EPSに対し約55.9%。利益未達なら余裕が縮む。

継続確認:次回決算の利益進捗、配当予想、自己株取得の実績額、重要課題の収束を確認。取得枠を実施済み額とみなしません。

100点評価 — 配当重視の独自基準

配当利回り
10/10
増配・非減配
19/30
財務健全性
14/20
業績・成長性
15/20
バリュエーション
17/20
項目配点得点根拠
配当利回り1010現利回り5.01%・CSV目標4.1%
増配・非減配30190期実績・1期予想、5期実績・6期予想(CSV管理値)
財務健全性2014自己資本比率42.5%。M&A・設備・事業再編を伴うため、営業CF、ネット有利子負債、減損、還元総額のバランスを重視する。
業績・成長性2015ハイパフォーマンスポリマーズなどが伸び、売上高9.4%増、営業利益7.7%増、経常利益18.1%増。通期売上5950億円、営業利益425億円、EPS125.30円、配当70円は据え置いた。
バリュエーション2017PER11.16倍・PBR0.97倍

合計 75/100点。信用格付け、将来リターン予測、売買推奨ではありません。

具体的な買い水準と分割購入

現在値

1,399円

利回り5.01%/PER11.16倍

現在の判断

CSV目標 4.1%

1,707円

利回り4.10%/PER13.62倍

目標到達上限。下落理由を再確認

PER15倍

1,879円

利回り3.73%/PER15.00倍

利益基準の比較線

区分株価利回りPER判断
現在値1,399円5.01%11.16倍現在の判断
CSV目標 4.1%1,707円4.10%13.62倍目標到達上限。下落理由を再確認
PER15倍1,879円3.73%15.00倍利益基準の比較線
両条件1,707円4.10%13.62倍利回り・PER双方を満たす上限
追加候補1,521円4.60%12.14倍さらに0.5ポイント高い利回り
利回り上限は切り捨て、PER上限も整数円へ切り捨て。株価予想ではなく、配当70円・EPS125.30円が維持される前提の購入基準です。

最初の検討

1,707円以下で下落理由と最新決算を再確認。

通常の追加

1,521円以下でも配当維持を確認。

大幅下落時

価格だけで積極買いにせず、減配・減損・信用コスト等を再点検。

最終判断

目標利回りを大きく達成。現値は少額・分散、1,350円以下で追加

機能材料・エンジニアリングプラスチックと安全部品を展開。DOE・総還元方針と利回り5%は魅力だが、減損後の利益回復を見極めたい。

2026年3月期は減損でEPSが大幅低下。今期回復予想の実現度、事業再編、市況製品の採算が最大の確認点。

具体的な買い方

現在値とCSV目標価格の距離を見て、決算確認後に段階的に判断。点数や過去の高利回りだけで追いかけません。

ランキングでの位置づけ

企業品質・増配力・現在価格の弱点を定性的に整理。未照合の順位は付けず、ランキングファイルは更新していません。

出典・前提・更新履歴

  1. 株価・市場指標 — 2026-09-10
  2. 公式IR・決算資料 — 2026-09-10確認
  3. 中期戦略Accelerate 2030 — 2026-09-10確認

主要市場値は2026年9月10日終値、会社資料確認日は2026年9月10日。全過年度の系列・利回り内訳・分割/特別配当の一次再検証は未完了です。

更新日内容
2026-09-102026年9月9日送付のライト工業分析HTMLを正本として全面再構成。株価・指標・買い水準・評価を更新し、前年差・増配率と中間/期末内訳列を追加。
前版重要な10年業績・10年配当系列を継承。確認不能値は未確認化。
公開情報に基づく独自の暫定分析です。将来の業績・配当・投資成果を保証せず、特定銘柄の売買を勧誘するものではありません。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

26歳のメーカー勤務のサラリーマンです。
サイドFIREを目指して6000万の資産形成を目標にしています。
お金・投資の勉強をしており、資産を増やすための知識を蓄えながら、コツコツと
頑張っています!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次