本記事ではドキュサイン(DOCU)の株価・決算・業績について、CAN–SLIMの視点で分かりやすく読みときます!
ドキュサインってどんな企業なんだろ?
いい銘柄なのかな?
悩む投資初心者の方の疑問を解消します!
基本情報
企業名 | DocuSign Inc. |
業種 | サービス |
従業員 | 5,630人 |
時価総額 | 44.48億ドル |
52週高値 | 290.23ドル |
52週安値 | 85.84ドル |
ペーパレス化によるデジタル・トランスフォメーションを実現するソリューションを提供する企業です。
ドキュサインが提供する電子署名のサービスは、世界中で使われています!
会社でも紙の印鑑や署名は減り、電子印・電子署名が増えていますよね。
そんな時にドキュサインが活躍します!
これからの世界に欠かせないサービスを提供していると言えますね。
株価
現在の株価チャートです。
7月から現在(4月14日時点)まで190ドル〜260ドルの間をうろうろしています。
2月の金利上昇・セクターローテーションの関係で大きく下落し、50日移動平均線を割り込んだこんでいますね。
現在、50日移動平均線を上にブレイクし少し勢いが乗っています。
ここからどう動いてくるのかが楽しみなチャート形状です!
CANーSLIMで評価
CANーSLIMとは
投資界のレジェンドであるウィリアム・オニールが提唱した投資手法ですね。
125年分・1000銘柄を分析し、どんな銘柄・タイミングで投資するのが勝率が高いのか研究した結果として、生み出された投資手法です。
詳しくはこちらの記事で紹介しています!
- C:EPS(1株当たりの利益)と売上高が上昇していること
- A:ROE(自己資本比率)が17%以上
- N:新製品や新高値など新たなポジティブ要素が現れる
- S:出来高を伴った株価上昇をしていること
- L:業界を引っ張っている銘柄を選ぶこと
- I:機関投資家(プロ)が保有していること
- M:株式市場の動向を確認すること
C:EPS(1株当たりの利益)と売上高が上昇していること
四半期決算ごとにどんどん成長しており、EPS・売上高ともに順調に伸ばしていることがわかります。
決算も非常によく、2019年から直近の決算までコンセンサス予想を上回る好決算を叩き出していますね!
売上高の成長率も年々増加している素晴らしい企業です。
A:ROE(自己資本比率)が17%以上
自己資本比率は–55%です。
負債が非常に多い状態になっています。
N・S:新製品や新高値・出来高をともなった株価上昇
新製品や新高値などのポジティブ要素はありません。
出来高をともなった株価上昇も今の所確認できません。
L:業界を引っ張っている銘柄を選ぶこと
売上高、EPSを年々成長させており、顧客もしっかり増やしていることからマーケットを引っ張っている銘柄と言えますね!
また顧客数も年々増やしています。
直近の決算報告の資料の一部です。
2013年から2021年にかけてすごく成長しているのが見て取れますね。
1年間でTotal Customersは42%増加、Enterprise &Commercial Customersは54%増加しています。
I:機関投資家(プロ)が保有していること
ヴァンガード社やブラックロック社など大手証券会社が保有率の上位を占めています。
機関投資家が保有している項目の条件はクリアですね。
参照:YahooFinance
M:株式市場の動向を確認すること
NYダウ・ナスダック・S&P500の株価チャートです。(4月1日〜14日)
米国市場の動向をこの3つの指標から確認していきます。
全ての指数が上昇しており、相場としては強気であると言えますね。
特にナスダックが強いですね!
GAFAMをはじめとしたナスダック関連銘柄が非常に好調です。
強気相場の時に、CANーSLIMの条件が揃う銘柄を買うことができれば、大幅な上昇を期待できます。
総評
C | A | N | S | L | I | M | |
判定 | ○ | ✖️ | ✖️ | ✖️ | ○ | ○ | ○ |
CAN -SILMで評価すると上記の表になります。
全て○になっている銘柄が買う対象になります。
DOCUは当てはまっていない部分が多いため、”今は”買うタイミングではないでしょう。
しかし業績が非常にいいので、株価チャートの動き次第で、すぐに買いタイミングがくる可能性があります!
注意深く、動向をチェックすることをオススメします。
非常に注目している銘柄の1つです!
次の決算も楽しみですね
まとめ
本記事ではドキュサイン(DOCU)について解説しました!
本記事のポイントはこちらです。
※投資判断の参考レベルにしてください
少しでも参考になりましたらうれしいです!
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