第一ライフグループ(8750)

第一ライフグループ(8750)投資分析

LIFE INSURANCE & ASSET MANAGEMENT REPORT · 2026.08

第一ライフグループ 8750

利回り4.00%・原則非減配・配当性向50%以上・1Q大幅増益 。 国内生命保険を中核に、 海外保険・資産運用・福利厚生・資産形成へ展開する 国内最大級の総合保険グループ

株価 1,802円 利回り 4.00% 年間配当 72円 6期連続増配予定 17期連続非減配予定 PER 12.65倍
Sランク/92点。現在値から打診購入可能。 原則非減配方針、利回り4%、1Q大幅増益、 3年平均より0.74ポイント高い利回りは魅力的。 1,800円前後で打診、1,700円以下で買い増し、 1,600円前後なら積極購入候補です。
目次

投資判断の要点

第一ライフグループは、 国内生命保険だけでなく、 海外保険・資産運用・福利厚生・資産形成サービスへ 事業を拡張している総合金融グループです。

現在は、 利回り4.00%、 PER12.65倍、 6期連続増配予定、 17期連続非減配予定、 原則非減配方針 と、高配当投資との相性がかなり良好です。

強み: 4%利回り、 原則非減配、 配当性向50%以上、 1Q修正利益大幅増、 金利正常化メリット、 海外保険・資産形成事業。
注意: 今期72円への32%増配は 利益成長だけでなく、 配当性向引き上げの影響が大きいです。 同じ増配率が毎年続く前提では見ない方が安全です。
S 92点

配当方針の強化で高配当株として一段上へ

利益変動の大きい保険会社でありながら、 過去3年平均の修正利益を基準にし、 原則減配しない設計は高く評価できます。

主要投資指標

株価
1,802円
2026年8月25日終値
配当利回り
4.00%
年間72円
3年平均利回り
約3.26%
現在+0.74pt
予想PER
12.65倍
許容範囲
PBR
1.42倍
過去比では高め
予想配当性向
50.5%
方針強化による上昇
推定DOE
約5.7%
高水準
連続非減配
17期予定
長期安定

100株から株主優待

主な株主向けサービス

QOLism

健康活動を通じてポイントを獲得できる ヘルスケアアプリを利用できます。

ベネフィット・ステーション

各種福利厚生サービスを 株主向けに利用できます。

株主限定イベント

株主向けイベント等の サービスがあります。

ポイント交換

獲得ポイントを 電子マネーや商品等へ交換できます。

優待利回りは計算しない

QUOカードや商品券のように 固定金額で評価できる優待ではありません。

そのため、 配当利回り4.00%をそのまま投資判断の中心 とし、 優待は付加価値として扱うのが適切です。

現在利回り4.00%は3年平均を大きく上回る

決算期 年間配当 年度末株価 利回り
2024年3月期 28.25円 963.25円 2.93%
2025年3月期 34.25円 1,133円 3.02%
2026年3月期 54.50円 1,421円 3.84%
3年平均 約3.26%
現在 72円 1,802円 4.00%
4.00% − 3.26% = +0.74ポイント

現在利回りは 過去3年平均を明確に上回ります。

今回の利回り上昇は、 株価下落だけでなく、 54.5円 → 72円への大幅増配 が大きく寄与しています。

6期連続増配・17期連続非減配予定

分割調整後の年間配当

15.5
21/3
20.75
22/3
21.5
23/3
28.25
24/3
34.25
25/3
54.5
26/3
72
27/3予
決算期 年間配当 増減
2021年3月期 15.50円 据え置き
2022年3月期 20.75円 +33.9%
2023年3月期 21.50円 +3.6%
2024年3月期 28.25円 +31.4%
2025年3月期 34.25円 +21.2%
2026年3月期 54.50円 +59.1%
2027年3月期予想 72.00円 +32.1%
今期予想どおりなら 6期連続増配・17期連続非減配 となります。
72円への増配は非常に大きいですが、 今後も毎年30%以上の増配を 期待するべきではありません。

原則非減配+配当性向50%以上

年間配当 72円
配当性向 50%以上
予想配当性向 50.5%
推定DOE 約5.7%

実質的に累進配当に近い

第一ライフグループは、 原則として年間配当を減配しない 方針を示しています。

単年度利益ではなく、 過去3年平均のグループ修正利益 を基準にするため、 利益変動が配当へ直接響きにくい設計です。

配当性向50%超をどう見るか

72円 ÷ 142.44円 = 約50.5%

通常ならやや高めですが、 会社自身が還元方針を強化した結果です。

今後の増配は、 配当性向引き上げより 修正利益・EPS成長 に依存する比率が高まります。

最新1Q|経常利益約3倍

項目 1Q実績 前年同期比
経常収益 2兆8,930億円 +25.3%
経常利益 2,511億円 約3倍
純利益 1,601億円 約4.7倍
グループ修正利益 1,581億円 +913億円
EPS 44.4円 大幅増

修正利益を見ることが重要

生命保険会社では、 会計上の純利益に 有価証券売却損益などが含まれます。

そのため、 グループ修正利益1,581億円 を本業の収益力を見る重要指標として確認します。
経常利益進捗率は28.9%で、 過去5年平均27.2%を上回っています。 1Qとしてはかなり順調です。

2027年3月期は利益成長+大幅増配

項目 会社予想 前期比
経常収益 10兆6,660億円 ▲5.7%
経常利益 8,690億円 +15.3%
純利益 5,130億円 +17.5%
EPS 142.44円 約+19%
年間配当 72円 +32.1%
保険会社では 経常収益の増減だけで 業績を判断しません。 経常利益・純利益・修正利益が増えるか を重視します。

中長期の成長ドライバー

超長期金利上昇

新たに購入する長期債券の利回りが上がれば、 時間をかけて運用収益・順ざや改善につながります。

海外保険

米国プロテクティブなどを通じ、 国内人口減少を海外成長で補います。

資産形成

保険販売だけでなく、 資産形成・運用サービスを拡大します。

ベネフィット・ワン

福利厚生・健康支援領域へ拡張し、 保険以外の継続収益を育てます。

資本効率改善

グループ修正ROE向上を目標に、 資本配分を改善します。

自社株買い

余剰資本を自社株買いにも振り向け、 1株価値向上を狙います。

中期目標

2026年度 修正利益
5,600億円
目標
2026年度 修正ROE
12%以上
目標
2030年度 修正利益
7,000億円
長期目標
2030年度 修正ROE
15%以上
長期目標
利益成長が実現すれば、 配当性向50%以上という方針を通じて 増益が配当に反映されやすい 構造です。

生命保険会社は自己資本比率だけで評価しない

重要な健全性指標

生命保険会社は 保険契約準備金など巨額の負債を持つため、 一般企業と同じ自己資本比率基準は使いにくい業態です。

確認したいのは、 経済価値ベースの資本充足率、 ソルベンシー・マージン、 修正ROE、 市場リスク感応度 などです。

市場リスクは残る

国内最大級の保険グループですが、 株式・債券・為替など 巨額の金融資産を運用しています。

金融市場が急変すると、 保有有価証券の評価額や 資本余力が大きく動く可能性があります。

重点リスク

長期金利低下

運用利回り改善が遅れ、 順ざや拡大が進みにくくなります。

金利急上昇

短期的には保有債券の評価損や 解約増加につながる可能性があります。

株価下落

保有株式の評価額や 運用収益が悪化する可能性があります。

円高

海外保険事業の利益を 円換算した際に押し下げます。

海外M&A

買収先の収益悪化や 減損発生リスクがあります。

大規模災害

保険金支払額が 一時的に大きく増える可能性があります。

感染症

保険金・給付金支払いが 増加する可能性があります。

規制強化

資本規制や金融規制の変更が 還元余力へ影響します。

配当性向上昇

50%超まで引き上げたため、 利益停滞時は増配余力が小さくなります。

最大の注意点: 今回の72円への大幅増配を 毎年の標準成長率として扱わないこと。 今後は、 修正利益・EPSの成長が増配継続の鍵 になります。

総合評価レーダー

配当利回り
10/10
増配・非減配
28/30
財務健全性
18/20
業績・成長性
19/20
割安度
17/20

年間配当72円から逆算した買い水準

4.00% 1,800円 打診買い
4.24% 1,700円 買いやすい
4.50% 1,600円 積極買い
4.80% 1,500円 かなり魅力的
5.00% 1,440円 強い買い場
分割購入案: 1,800円前後で打診。 1,700円以下で買い増し。 1,600円前後から積極買い。 1,500円以下ならかなり魅力的です。

この銘柄で狙う投資シナリオ

① 安定配当

原則非減配方針を背景に、 4%前後の配当を受け取ります。

② 金利正常化

超長期金利上昇による 運用収益・順ざや改善を狙います。

③ 利益成長

海外保険・資産形成・福利厚生を伸ばし、 修正利益拡大を目指します。

最終判断:Sランク92点。1,800円前後から打診、1,600円なら積極買い。

第一ライフグループは、 利回り4.00%、 3年平均との差+0.74ポイント、 6期連続増配予定、 17期連続非減配予定、 原則非減配方針、 配当性向50%以上、 推定DOE約5.7%、 PER12.65倍、 1Q経常利益約3倍、 グループ修正利益1,581億円、 通期純利益+17.5%予想、 という非常に強い条件を持っています。

特に評価したいのは、 「過去3年平均の修正利益を基準にし、 原則として年間配当を減らさない」 という還元設計です。

生命保険会社は市場環境によって 会計利益が大きく変動しやすいため、 この仕組みは配当安定性を高めます。

一方で、 配当性向50.5%、 金融市場変動、 金利急上昇、 株価下落、 海外M&A、 円高、 大規模災害、 というリスクがあります。

したがって、 1,800円前後で打診買い、 1,700円以下で追加、 1,600円前後で積極買い、 1,500円以下ならかなり強い買い場 という判断が適しています。

買い方 1,800円前後で打診。 1,700円以下で追加。 1,600円前後で積極購入。 1,500円以下ならかなり魅力的。
継続確認 グループ修正利益、 超長期金利、 海外保険、 修正ROE、 72円配当、 配当性向、 資本充足、 自社株買い。

ランキングでの位置づけ

第一ライフグループは、 「高利回り・原則非減配・増益・金利上昇メリット」 を組み合わせた、 金融セクターの有力高配当株です。

配当品質

6期連続増配予定、 17期連続非減配予定。 さらに原則非減配方針があります。

現在の利回り

4.00%で、 過去3年平均より0.74ポイント高い水準です。

現在の買いやすさ

PER12倍台で極端な割高感はなく、 現在値から分割購入を開始できます。

総合92点・Sランク。 全体ランキングでも上位グループに入る水準 として評価できます。
情報源・前提
  • 株価・PER・PBR:2026年8月25日終値基準
  • 年間配当:2027年3月期会社予想72円
  • 3年平均配当利回り:2024年3月期~2026年3月期の年度末利回り単純平均
  • 株主還元:配当性向50%以上、原則年間配当を減配しない方針
  • 最新業績:2027年3月期第1四半期実績
  • 中期目標:2026年度修正利益5,600億円、2030年度7,000億円
  • 株主優待:100株以上の国内居住株主が対象

Yahoo!ファイナンス 株価時系列 Yahoo!ファイナンス 配当履歴 第一ライフグループ 株主になるメリット・株主還元 2027年3月期 第1四半期決算 第一ライフグループ 公式決算資料 第一ライフグループ 個人投資家向け情報 第一ライフグループ 株主優待

本資料は2026年8月25日時点の 株価・会社予想・配当予想等を基に整理しています。 将来の業績・配当・株価上昇を保証するものではありません。 特に国内外金利、 保有債券・株式の評価額、 為替、 海外保険事業、 グループ修正利益、 修正ROE、 資本充足状況、 年間72円配当、 配当性向、 自社株買いについては 最新の決算・IR資料をご確認ください。
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この記事を書いた人

26歳のメーカー勤務のサラリーマンです。
サイドFIREを目指して6000万の資産形成を目標にしています。
お金・投資の勉強をしており、資産を増やすための知識を蓄えながら、コツコツと
頑張っています!

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